水戸黄門

2017年10月4日より 毎週水曜 よる7時 BS-TBS

C.A.L.

各話あらすじ

第八話 「盗まれた印籠(花巻)」 2017年11月22日放送 脚本:いずみ玲  監督:平田博志

盛岡藩の城下・花巻の湯どころで旅の疲れを癒した老公一行は、あろうことか印籠を盗まれてしまう。先を急がねばならない一行が足取り重く町を歩いていると、造り酒屋の三枡屋と大黒屋の揉め事に遭遇する。すぐさま割って入った老公は、そのまま三枡屋の厄介となる。聞けば、三枡屋は御膳酒を納める御用酒屋。大黒屋が御用酒屋の看板欲しさに郡代と結び、三枡屋の酒に難癖をつけ金まで要求しているという。三枡屋の女将・おりつは、主を亡くし、十年も前に修行に出たきりの息子も行方知れず、そして大黒屋からのいやがらせと難が続き、酒造りを諦めようとしていた。ところが、その跡取り息子・卯之吉が故郷に戻っていた。そして、盗んだ印籠を盾に将軍家の使いを騙り郡代の悪巧みを暴こうとする。ところがすぐに正体がばれ、三枡屋は闕所を申し付けられてしまう。
一方、記憶を失い升六に操られる詩乃は、自分を知り心配そうに名を呼ぶ老公に会い、心に迷いが生じていた。