芸能生活 50 周年を迎えた里見浩太朗が演じる水戸光圀の 5 度目の世直し旅。
平成 18 年 2 月 20 日放送予定の第 18 話で、里見黄門 100 回目の放送を迎える。
佐々木助三郎役・原田龍二、渥美格之進役・合田雅吏は、4 シリーズ目を向かえ期待が膨らむ。
疾風のお娟を演じる由美かおるにも今シリーズ第 15 話で、記念の数字が訪れる。第 16 部にかげろうお銀として登場以来、水戸黄門レギュラー出演 600 回を達成する。
照英演じる風の鬼若は、まげをつけて精悍さが増した。
子役から女優へ成長を続ける斉藤晶が演じるアキも少し大人の雰囲気に。
撮影現場では、いつも明るくムードメーカー的な存在の三波豊和が演じるよろず屋の千太も、お役立&お騒がせキャラとして一行に溶け込んでいる。
また、豊臣家ゆかりの海賊の流れを汲み、徳川幕府に深い恨みを持つ、百歳を越えるという怪人・闇の布袋率いる刺客軍団も見逃せない。闇の布袋には、水戸黄門では数々の敵役を演じてきた遠藤太津朗が扮する。敵役の集大成とも言えるこの役でどのよ うな演技を見せてくれるのか楽しみである。
そして闇の布袋の手下である美人くノ一・北斗の桔梗約には、時代劇初挑戦の原史奈が抜擢された。原は、アクションの特訓を受けながら撮影に臨む。また、今シリーズは、番組のトレードマークともいえる印籠が新調された。輪島塗の名工・五代目若島宗斉氏が制作し た印籠は、蒔絵の技法で描かれた立体的な葵の紋と波の模様が特徴。
そして、平成 14 年 3 月の岡山県倉敷市以来となるご当地ロケが、徳島県美馬市脇町で行われた。第 2 話で徳島を訪れ る一行だが、阿波踊りのシーンなど約 180 人の現地エキストラの協力を得て撮影された。