2019年5月19日より 毎週日曜 よる6時 BS-TBS

C.A.L.

各話あらすじSTORY

第四話

「幸福の五月幟」(延岡)

脚本:池田政之 監督:西片友樹

延岡に差しかかった老公一行は、山中に立つ五月幟を認める。幼い頃を思い出して懐かしむ老公は、筒引手染で有名な『日向屋』を訪れるも、戸が閉まっており様子がおかしい。居合わせたやくざ者に聞くと、『日向屋』は潰れ、今では『渡海屋』が筒引手染を一手に商っているという。 不審に思った老公はやくざ者の後を追って『日向屋』の職人たちが襲われている現場に遭遇。一行が加勢に入りその場を収める。話を聞くと、『日向屋』の主人は亡くなり、若旦那の清吉も姿をくらましたという。清吉の帰りを待つ許嫁のおちかと、それを許さない女将のおまさ。老公は何か事情があるのだと考える。 一方、出て行ったはずの清吉が延岡に戻ってきていた。『渡海屋』の子飼いである風神一家の親分・松五郎に、『日向屋』に手を出さないでほしいと頼みに行く清吉。そもそも争いの発端は『渡海屋』が御上からのお墨付きを持つ商売敵の『日向屋』に無理難題をふっかけたことにあった。そこで話し合いに出向いた清吉が、誤って松五郎を斬りつけてしまったのだ。おまさは息子である清吉のしたことに責任をとって、しばらく謹慎したという。 だが『日向屋』の存在自体が邪魔な『渡海屋』は、お墨付きを奪おうと清吉を人質に取っておまさに迫る。ついにはご城下ご支配竹山軍太夫も加わり店に押し入ってくるが、一行の活躍により『日向屋』の五月幟は守られた。

ゲスト

  • 『日向屋』女将/おまさ 浅野温子

    『日向屋』女将/おまさ
    浅野温子

  • 『日向屋』女中・清吉の許嫁/おちか 小林涼子

    『日向屋』女中・清吉の許嫁/おちか
    小林涼子

  • 『日向屋』若旦那/清吉 内田朝陽

    『日向屋』若旦那/清吉
    内田朝陽

北町嘉朗 上杉祥三 小柳友貴美 瀬川菊之丞 他