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第1話
許すな相撲をけがす奴(諏訪)10月18日(月)放送
水戸老公(里見浩太朗)一行は諏訪に着いた。諏訪大社で行われる奉納相撲が近づいており、町は賑わっている。諏訪で一番強い大関・辰五郎(内田朝陽)を間近にして、相撲好きの老公はすっかり興奮している様子だ。一行が町を歩いていると、江戸から奉納相撲に招かれた大関・江戸錦(大至)とその付き人が子どもたちや娘に乱暴しているところを見かけ、格之進(的場浩司)が止めに入った。すると、娘・お初(北川弘美)は助けてもらったお礼にと、一行を奉公先に招いたのだった。
お初(北川弘美)を心配してやってきた兄の辰五郎と奉公先の材木問屋の主で、夫婦になる約束をしている檜屋幸太郎(河相我聞)から格之進はお礼を言われる。格之進が付き人を投げ飛ばしたことをお初が話すと、辰五郎は格之進に奉納相撲に出るように勧めるのだった。そして格之進が辰五郎と相撲をとっていると、幸太郎の元へ番頭が血相を変えてやってきて耳打ちし、幸太郎は青ざめた顔でその場を立ち去っていった。心配した老公は、助三郎(東幹久)に様子を探らせる。
助三郎の調べによると、檜屋は藩に納める材木を火事で焼いてしまい、納入が遅れた場合は御用達の看板を取り上げると、町奉行の梶原章五郎(草川祐馬)から責められていた。親切な材木問屋・宝来屋の手助けによってなんとか材木は用意できるはずであったが、それが突然できなくなったと言うのだ。
困った妹を助けるため辰五郎は、御用達の取り上げは待って欲しいと梶原に相談する。すると梶原は奉納相撲で辰五郎が江戸錦に負ければ、檜屋を助けてやると言うのだった。八百長をすれば相撲を裏切ることになると辰五郎が断ると、梶原は檜屋を潰して、幸太郎を牢送りにすると脅す。妹の幸せを考え、辰五郎はその申し出を受けることにしたのだった。
弥七(内藤剛志)と楓(雛形あきこ)の調べにより、梶原と家老の黒岩玄右衛門(松澤一之)、そして材木問屋の宝来屋(浅見小四郎)は結託し、奉納相撲で賭け事を仕組み、一儲けしようと企んでいることがわかった。すべてを知った老公は、辰五郎が奉納相撲でわざと負けようとしていることも見抜き、奉納相撲に出る格之進に伝える。格之進は老公に、この件について自分に任せてほしいと願い出るのだった。
そして奉納相撲が始まった。辰五郎の指導でめきめきと力をつけた格之進は次々と勝ち進み、ついに辰五郎と当たる。「俺の代わりに江戸錦を倒してくれ」と本気を出さない辰五郎に、格之進は正々堂々と勝負するよう伝える。その言葉で目覚めた辰五郎は、格之進を倒し、いよいよ結びの一番で江戸錦と対戦する。激しいぶつかり合いを制し、江戸錦に勝った辰五郎。目論みが外れた黒岩は憤慨し、幸太郎とお初を捕らえ、火事の責任を取らせて亡き者にしようとする。だが、その火事こそ黒岩たちの仕組んだ付け火であった。そこへ老公一行が現れ、黒岩たちの悪事を厳しく糺したのだった。