2002年9月11日(水) 晴れ レポート:おゆき♪

いよいよ、この日がやって来ました。水戸黄門第31部制作発表です。
会場はもちろん(?)、赤坂プリンスホテル。
皆さんこんにちは!おゆき♪です。
いいお天気ですね〜。まるで今日をお祝いしてくれてるみたいです!
ホテルの中を会場に向かって歩いて行くと、ドキドキというより、ワクワクしますね。
まずは、「黄雲」の間で第1話の試写会です。なんだか今回もすごい人です。
司会はTBSアナウンサーの木村郁美さん。
木村アナウンサーの司会進行でいよいよ第1話の試写がはじまりました。
ん〜、すぅ〜てぇ〜きぃ〜。しぃ〜ぶぅ〜いぃ〜〜。
分かって頂けますよね。この素直な感想。
10月14日(月)、水戸黄門第31部第1話の放送をお楽しみにね。


まだ誰もいない会場。
まもなく制作発表が始まります。
  さぁ、場所を「黄雲」の間から「橙光」の間に変えて制作発表です。
試写会に引続き司会は木村郁美さんです。
ここからは、ノーカットでお伝えしましょう!

木村アナウンサー:
あらためまして、本日はお忙しいところ「水戸黄門」第31部の試写ならびに制作発表にお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
引続き、本日の司会進行を勤めさせて頂きますTBSアナウンサーの木村郁美と申します。
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、先程はお隣で第1話をご覧頂きましたが、いかがでしたでしょうか。里見さんの黄門さま、本当に新鮮に感じていただけたと思います。そして、照英さん、謎の忍者、風の鬼若の活躍ぶりにも、かなり手応えをつかんでいただけたのではないでしょうか。
それでは、さっそくレギュラー陣の皆様をご紹介させて頂きます。
皆様どうぞご入場下さいませ。

〜レギュラーの皆さん入場〜

扮装をしての制作発表となりました。
なんだかこっちの身も引き締まりますね。

木村アナウンサー:
ご覧のように本日、皆様は役の扮装をしてのご出席となりました。番組にかける皆様の意気込みを感じて頂けると思います。
さぁ、それでは、改めまして、レギュラーの皆様をご紹介させて頂きます。5代目水戸光圀を演じていただきますのは、もちろんこの方、里見浩太朗さんです。「水戸黄門」では助さん役でお馴染みでしたが、今回、黄門さまとしてお帰りになりました。
そして、黄門さまを支えるお二人は、佐々木助三郎役の岸本祐二さん、そして、渥美格之進役の山田純大さんです。
そして、もうひとかた、「水戸黄門」といえば、この方を欠かすことは出来ません。前のシリーズに続いてのご出演です。疾風のお娟役は由美かおるさんです。
続きまして、注目の新レギュラーの皆さまです。
まずは、日頃は水戸の西山荘で黄門さまのお世話をしているのですが、世話好きと好奇心を押さえることができず、黄門さまの旅のお供をしてしまいます。八重役は岩崎加根子さんです。
続きましてはこの方、アキを連れた忍者、風の鬼若は照英さんです。照英さんは運動神経抜群でいらっしゃいますからね、アクションシーンはかなり期待できます。
そして、「水戸黄門」史上レギュラーでは最年少となります。
鬼若を従えた謎の少女、アキ役は斉藤晶ちゃんです。
それでは、ご出演の皆さまのご挨拶を頂く前に、制作スタッフを代表致しまして、中尾幸男チーフプロデューサーよりご挨拶させて頂きます。

制作スタッフを代表して
中尾チーフプロデューサーよりご挨拶

中尾チーフプロデューサー:
本日はお忙しいところ、水戸黄門第31部制作発表、たくさんの方がお集まり頂きありがとうございます。
7月8日から急遽と申していいかと思います。あまり準備の時間もございませんでしたけれども、5代目黄門に里見浩太朗さんをお迎えしてというよりも、お願いしてスタンバイさせて頂きました。あわただしい準備と同時に、今夏はいつになく大変な猛暑でございまして、厳しい撮影条件の中、新しい、今、ご紹介させて頂いたレギュラーメンバーを含めまして、大変いいチームで撮影も順調に進行中でございます。
10月14日第1話放送分を、今日ご覧頂きました。通算回数に致しまして、この1話が961回の水戸黄門の放送となります。今回は22話〜3話をということで、今、予定してございますけれども、まもなく1000回という大きな目標を迎えることになります。心機一転、我々も大きな目標に向かってスタートを切るということになった訳でございます。
おひとりづつのご挨拶は、別途させて頂きますけれども、今回31部のテーマと申しますと、昨今大変社会も我々を囲む家庭環境も、変化してきております。いろいろな意味で親子の関係とかをはじめとして、人間関係というものが、非常にゆがんできているというかギクシャクしてきているというか、図らずも、今日は1年前の世界的大事件1周年にあたる日になりましたけれども、ずっとスタート以来、34年目になりますが、水戸黄門が大切にしてきた人間の本来の“心”とか“姿”といったものを、番組のストーリーを通して、皆さんに納得して頂ける番組として送り出していきたいというのが、我々の偽らざる気持ちでございます。そういう意味では今回、大きなテーマとして人間回復というテーマを掲げていこうと。もうひとつ、願わくば、視聴率回復という、この回復合わせ技を何卒皆さんのお力で、アピールして頂きご支援頂ければと思っております。
里見さんの元気で明るくという大号令の元にみんな一丸となって、楽しくて分かりやすい"これぞ時代劇!"というものを目指してまいりたいと、こういう風に思っておりますので、何卒、ご支援ご協力の程を宜しくお願いして、ごあいさつとさせて頂きます。本日はありがとうございました。

木村アナウンサー:
中尾チーフプロデューサーでした。
それではお待ちかね、黄門さまからご挨拶を頂戴致します。里見浩太朗さん宜しくお願い致します。
里見黄門さま。
しぶいっ。
ごあいさつされる姿はまたりりしい。
里見浩太朗さん:
皆さん、本当にお忙しいところ今日は試写を見て頂きまして、そしてまた、色々なことで取材をして頂きまして、本当に心から御礼申し上げます。
5代目水戸黄門を仰せつかりまして、本当に嬉しく幸せに思っております。今まで各先輩方がやられてきた、この黄門、そしてかつては国民的番組とも言われた水戸黄門でございます、昨今、時代劇が衰退ということをよく言われるこの時期に水戸黄門という番組を仰せつかったことは非常に責任も重いと思っております。なんとか私たちがんばりまして、そして皆様方のお力をお借りしまして、かつての視聴率を少しでも取り戻したい、そんなようにも思っております。
現在、撮影がはじまりまして、もう8本の撮影が終わったところでございますけれども、ここにおりますレギュラー一同、毎日本当に仲良く、明るく、それからスタッフも一生懸命色々なことで思考錯誤、“良いことは良いこと”、考えながら撮影に入っております。とにかく放送は10月14日ですけれども皆様方のお力を拝借したとしまして、「あぁ黄門をやらせてもらって良かったな」とそんな思いを10月14日にはしたいと、そういう風に思っております。どうぞ、宜しくご声援の程、ご支援の程お願い申し上げます。ありがとうございました。

この3人が、31部を引っ張っていくのです。
木村アナウンサー:
ありがとうございました。続きまして助さん役の岸本祐二さんお願い致します。


岸本祐二さん:
皆さん本当にお忙しい中ありがとうございます。今回も佐々木助三郎役をやらせてもらえることになりました。今回は里見さんという事で、すごく楽しい現場を・・・(笑)、楽しんでおります。
それから、里見さんが助さんだった頃、僕は小さいとき見ていたんですが、まさかご本人の前で助三郎をやるとは・・・、緊張している部分もあります。
(里見さんに向かって)楽しい現場をありがとうございます。
がんばっていきますので、宜しくお願いします。
木村アナウンサー:
ありがとうございました。
続きまして、格さん役の山田純大さんお願い致します。

山田純大さん:

今日はありがとうございます。
今回31部ということで、また新しくキャラクターを自分の中で考え直して、29、30部とやってきたことを少し31部ではかなえつつ、キリリとしたところの格さんをやっていきたいと思っています。
先程、プロデューサーが言われたように、最近社会はダークなイメージが強い感じがしますので、僕はこの水戸黄門という番組の中で悪といいますか、本当にこう裏でコントロールしている悪人たちをバッタバッタとやっつけていきたいと思います。それを見て、また視聴者の方が痛快感をもって楽しんで頂ければいいと思います。
がんばりますので宜しくお願いします。

木村アナウンサー:
ありがとうございました。続きまして、わたしたち女性の憧れの的でもあります、疾風のお娟役は由美かおるさんです。ご挨拶お願い致します。

由美かおるさん:

こんにちは。由美かおるです。
お茶の間の皆様に本当に喜んで頂ける、本来の"勧善懲悪"という形で、そして、その中に優しさとか色々なものがあって、そういった黄門様が戻ってきたというか、そんなドラマになっております。
今の世の中、とっても暗いので、この水戸黄門を見て下さって、皆様に明るい元気な体になって頂きたい為に、みんなでこの水戸黄門を一生懸命作っていきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。

木村アナウンサー:
ありがとうございました。続きまして新レギュラーの皆さまからもご挨拶を頂戴致しましょう。まずはこの方。お娟との弾んだ会話も楽しそうです。黄門様のお世話好きが高じて一緒に旅をしております。八重役は岩崎加根子さん。ご挨拶お願い致します。

岩崎加根子さん:
私は飛び入りのように、黄門様、御一行様について歩くことになりました八重でございます。助さん格さんでは頼りないし、お娟さんではとても面倒は見てもらえないだろう"私がいなければ!"そういう気持ちで追いかけて行きます。時には茶目っ気のある少年っぽい黄門様であったり、とても威厳のあって尊敬する黄門様であったり、そういう黄門様の身の回りを世話することに生きがいを感じておりますし、正義の御旗を振っている、その心に打たれて自分もそうであらねばと思いながら、とてもおっちょこちょいで、いろんな失敗も致しますけれど、言う事だけはちゃんとしたことを言わなければ、若い人達をしつけなければ、そう思っております。
昨今、おばあさんが殺されたり、いろいろしておりますけれども、そんな中で私は、おばあさんのしつけとか、それからある時は母親であったり、ある時は友達になったり、そういう様な一行の仲間で無事やれたらいいなと思っております。
今日はありがとうございました。宜しくお願い致します。

木村アナウンサー:
ありがとうございました。続きましてはこの方、忍者役にはぴったりの照英さん。
風の鬼若を演じて頂きます。ご挨拶お願い致します。

照英さん:

皆様こんにちは。照英と申します。
今回、風の鬼若というキャラクターを仰せつかりました。一生懸命がんばらさせてもらいます。今回の役所としては、言わば柘植の里という忍者の里から出てきました。自分とあと、今横にもいますけれどもこのアキちゃんという自分にとっては、主でもあり、こんな大きくて、こんな小さくてなのに、自分はこのアキちゃんには何も口出しが出来ません。そういう間柄で、御一行とはまた別の旅を今楽しんでおります。
しかし、これから後々、見て下さっていく中で、色々なふたりのドラマ、そして、御老公御一行とのからみにおいて何かが生れてくると思います。
是非ともこの新キャラクター鬼若を愛して頂けるように一生懸命頑張ります。
宜しくお願い致します。照英でした。ありがとうございました。

アキちゃんのごあいさつ。
皆さんの笑顔からも、
本当に現場のアイドルなのね。
木村アナウンサー:
ありがとうございました。それでは最後となりました。アキ役は斉藤晶ちゃんです。特技の方は、ダンスと折り紙だそうです。撮影現場でも非常に明るくて、出演者やスタッフの皆さんのアイドル的な存在だそうです。では斉藤晶ちゃんご挨拶お願い致します。

斉藤晶ちゃん:
アキ役をやらせてもらいます斉藤晶、7歳です。
水戸黄門、是非見てください。宜しくお願いします。

木村アナウンサー:
ありがとうございます。元気いっぱいのご挨拶を頂きました。
以上で、出演者の皆さまからのご挨拶を終了させて頂きます。
続きまして、質疑応答のお時間とさせて頂きますので、ご質問のある方は挙手をお願い致します。


と、このあと、質疑応答のお時間があって、写真撮影があって、懇談会という流れでした。
本当に楽しみですよね。里見さんの"元気で明るく"の大号令!
どんな里見黄門になるんでしょうね。
里見さんの黄門様には「待ってました!」という声も聞きますからねぇ。皆さんの期待も大きいでしょう。
おゆき♪も楽しみです。撮影現場の雰囲気も良いようで、ワクワクしますよね。
では、では、質疑応答のお時間と懇談会の様子をピックアップでお伝えします。


記者さん:
今回5代目黄門様、お話がきた時の心境は?

里見さん:
17年間助さんを、東野英治郎さんの黄門様と西村晃さんの黄門様に助さんとしてお仕えしまして、黄門という番組自体のおもしろさとか、それから楽しさ、それから番組の真面目さというんですか、そういうものに携わってきまして、ある年齢に達しましたら、いつかは僕も黄門をできるかなというような思いでずっとまいりまして、最初のTBSの記者会見で申し上げました様に、記者会見の前日に初めてお話を伺いまして、突然で私もビックリしたんですけれども、マスコミ先行で、いろいろなことが流れておりましたけれども、私の耳には全く入っていませんでしたので、本当にビックリしました。
でも、芸能生活の長い中で、いろいろの役をやらせて頂きまして、黄門という番組の大きさとか、黄門という番組の楽しさとか、そういうものをひっくるめて、「よしっ!」あとは分からないんですけれども、とにかく気持ちとしては「よしっ!」。そんな想いでした。
取材の皆さんからは質問ぜめ。
でも、ひとつひとつ丁寧にお答えしていましたよ。
記者さん:
今回、里見さんの水戸黄門。
どんな様な水戸黄門にしたいですか?

里見さん:
番組自身の方を申しますと、やはり矍鑠(カクシャク)とした強いおじいちゃん。
番組をみていらっしゃる、例えば、黄門っていうのは俺と同じぐらいかな?なんて思って見てらっしゃるおじいちゃんが、「おっ!黄門はあんなぐらいなことをするんだ!」立回り、動き、弓を引く、剣道をする、馬に乗る、いろいろなことがこれから出てくるかと思いますけれども、「おぉ、あの歳でもあれぐらいのこと、出来るんだ!」というものを感じてもらう、そんな黄門。でも本来はとっても優しくて、情があって、そしてまた強い光圀、そういうものを演じていきたいなと、こう思っております。
今、第8話まで撮りましたけれども、だいたいそんな様に出来上がっているかと思いますけれども、先程、中尾チーフプロデューサーのお話にありました様に今の世相、それから先程、岩崎さんもおっしゃいましたけれども、孫がおばあちゃんを殺すような、そんな人間の何と言うんでしょうか、情愛の世界において心がちょっとすさんでいると言うとオーバーかもしれませんけれども、親子の情とか、おじいちゃんとおばあちゃんと孫との関係とか、あるいは兄弟とか、そういう家庭環境の中の人間の心が少し貧しくなっている時代だと思います。ですから、そういうものを脚本の上で、多いに取り上げてもらって、書いて頂いて、そして本来、人間の持つべき心のあり方、あまりそういうのはお説教じみてはいけないと思うんですけれども、自然にそういうものを視聴者が感じ取ってくれる、そして、なるたけ若い方にも、若くなくても、「あぁ、そうだった」「人間ってこうあるべきだった」と、こう何かを気づいてもらって、そしてその問題に対して家族で話し合ったり、親子が話し合ったり、孫とおばあちゃんと孫とおじいちゃんとが話し合ったり、そういうことが出来る番組にもっていきたいなと、ある種の理想かもしれませんけども、そんな想いで、黄門を今演じている、作っている、そんな想いです。

記者さん:
5代目黄門様。由美さんの目からどんな風に映っていますか?

由美さん:
とっても優しい黄門様です。本当にハートが暖かいと言いますか、普段でもそういうことを感じています。
ですから、これからもっともっと本当に楽しい黄門になるんじゃないかなって、私自身も期待していますし、ご一緒にお仕事が出来てとても幸せです。

記者さん:
照英さん。水戸黄門31部。こうシリーズ化されたドラマですがプレッシャーはないですか?

照英さん:
多いにありますね。だけど、また新キャラクターという、この鬼若という役、力強さ、朴訥(ボクトツ)な中に繊細なハートを持っているという、すごく、力強さだけじゃない、この紙一重な部分がすごく自分は今回作り上げるにあたって難しくて、また、水戸黄門という伝統のある番組で、皆さまにまず愛してもらいたいですね。
僕から出てくる、ハートから出てくる気持ちを受けとってもらいたいという気持ちでいっぱいですね。あとは、里見さんに引っ張って頂きまして、ちょこちょことついていきつつ、何か力強さかな、優しさ、静と動とのギャップをうまく出していければいいなと思っております。
宜しくお願いします。

記者さん:
里見さんの黄門様には「待ってました!」という人が多いと思いますが?

里見さん:
それはもう本当に嬉しいですね。
ロケーションなんかに行きましてね、「おぉ、今度は里見浩太朗がやることになったんだな。」まぁ、新聞記事とかで読んでいると思います。「がんばれよー!」とか「期待してるぜー!」とか「放送はいつだい?」とかそういう言葉がロケ現場で返ってきたり、それから映画村のお客様とかで、あなたぐらいの年齢の方(20代後半かな?)とか、「あぁ、里見黄門かっこいいー!」ってうのは何かな?って一瞬考えるんですけれども、興味を持ってくれているんだなと、そういうものを感じて嬉しいですね。

レギュラーの皆さん、本当に力が入ってますよね〜。
里見さんはもちろん、見逃してはいけないことがいっぱいありそうです。
どうぞ、10月14日をお楽しみに!!
おゆき♪でした!

31部期待しています!
10月14日よる8時放送スタート!

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