劇団☆新幹線 座付作家


近藤

中島


近藤
中島

近藤
中島

近藤


中島
近藤

今日はお疲れさまでした。
見終わっていかがですか?

いや、面白かったです。昔見ていた「必殺」のテイストと、「あやかし」のテイストが、
どう融合するのかを興味持って見たんですけど、やっぱ上手いですね。
さすが京極さん。

京都の撮影所の方も頑張ってていいですよね。
20年前にテレビシリーズやっていたときに比べてはるかに状況が悪くなっている中で、
映画屋の意地を見せられたって感じです。本当によく撮ってるなあって思いました。

実際、妖怪の感じというか怪談の雰囲気がすごくよく撮れてたと思います。
原作の方がもう少し「スパイ大作戦」的なニュアンスを持ってるとすれば、
映像的にはそうではなく「怪異譚」といった感じですね。

凝ってるなと思ったのは「七人みさき」という妖怪の話なのに、
「小右衞門火」っていう夏八木勲さん(御燈の小右衞門)が やってらっしゃる術も妖怪なんですよね。
二大妖怪対決って感じですよね(笑)。

その辺はひじょうにマニアックな…(笑)。
そうですね
中島
 
 
近藤
中島
 
 
 
 
近藤
 
 
 
 
中島
 
 
 
 
 
近藤
やっぱり、七人みさきの伝承で、
土佐のお家騒動と作中の城下のお家騒動を
絡めてるっていうのが売りだと思うんですよ。

複雑に幾重にも幾重にも絡まっていきますよね。
で、小松政夫さん(樫村兵衛)と
夏八木勲さん(御燈の小右衞門)の ポジションが一緒じゃないですか。
同じことをやっていた二人が最終的にクロスする。
こういった場移り的な中にも同じような韻を重ねていく。
その上で決着を付けさせてる。

重なっていく中での解りにくかったところが
随分解るようになってますよね。
僕なんかはOA版を見ていたんですが、
劇場公開版だとかなり解りやすくなってますよ。
ホント、いろんな人に見て欲しいですよね!

ホントです!
あと、ウチの新感線では
<20th Anniversary 豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R>
『古田新田之丞・東海道五十三次地獄旅〜踊れ!いんど屋敷』

11月4日(土)から21日(火)・サンシャイン劇場【東池袋】であります!
こちらも傑作です!ぜひ見てください!

おもしろいですよ!


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